電動車いすを使用する目的は「利用者の自立性の向上、行動範囲の拡大」などのご自身の希望と「介助者の負担軽減」に分けられます。
おそらくほとんどの方は搭乗者がスティックレバーやハンドルを自分で操作して移動するとイメージすると思います。これは上記の目的両方をカバーできますが、ある程度の操作能力と認知力が求められます。
操作はできないが介助者の負担軽減はしたいと思っている方はいると思います。そのような場合は介助用の電動アシスト車いすがお勧めです。これは自転車のように漕ぐ(押す)と電気モーターが補助してくれるので坂道やスロープ(上り下り)、長距離の移動が楽になります。欠点としては手動の物より重量が増えるので収納や車載が大変になる可能性がありますが、興味があれば一度試してみる価値はあると思います。
弊社でもメーカーと相談してラインナップに加えようと考えています。